【詳報】兵庫・明石市の副市長、ゴルフ中に倒れ死亡 県警が検視、死因は虚血性心疾患と推定

横田秀示・明石市副市長

 18日午後2時ごろ、兵庫県朝来市生野町栃原のゴルフ場で、同県明石市の横田秀示副市長(60)=明石市=が倒れ、約8時間後に搬送先の病院で死亡した。市によると、兵庫県警の検視の結果、死因は虚血性心疾患と推定され、病死とみられるという。

 県警南但馬署によると、横田氏は市役所の同僚5人とゴルフ場を訪れていた。ティーショットを打ち、ボールの元へ向かったが、倒れているのを同僚が発見した。

 横田氏は、泉房穂・前市長が在任中の昨年9月末から副市長を務めていた。関係者によると1月末から約1カ月間、心疾患の治療で公務を休んだという。

 5月に就任した丸谷聡子明石市長は、神戸新聞の取材に「(横田氏は)穏やかでいて判断力があり、支えていただいた。まだ受け止め切れないが、幹部職員と力を合わせ市政運営に当たりたい」と語った。

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 明石市によると、横田秀示副市長の通夜は21日午後6時半から、告別式は22日午前10時から、いずれも明石市二見町福里549の1、タルイ会館土山で。喪主は妻倫(りん)さん。

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