威勢よく奉納演舞 むらやま徳内まつり開幕

各団体の代表者がむらやま徳内まつりの成功を祈願して奉納した演舞=村山市・ふれあい広場

 村山市の「むらやま徳内まつり」が18日始まった。宵まつりとして楯岡五日町のふれあい広場で、同市出身の北方探検家・最上徳内に奉納する演舞などが繰り広げられた。

 新型コロナウイルス感染の影響を経て、今年は演舞を周回方式にするなどコロナ禍以前の形式に戻した。広場でまつりの成功を祈願し、市内各地域の徳内ばやし団体の踊り手、囃子(はやし)手など約50人が演舞を奉納。鉦(かね)や笛、太鼓の威勢のよい音色とかけ声に合わせ、全団体統一の踊りを披露した。

 会場には山車が展示され、乗車や囃子の体験などで祭りの魅力をアピールした。シンガー・ソングライター山口岩男さんのライブもあり、多くの来場者を楽しませた。

 徳内まつりは20日まで3日間の日程で、2日目と最終日の本まつりはメインの「徳内ばやし共演」に17団体が参加する。

© 株式会社山形新聞社