壬生町に新名物・ワサビ入りのかんぴょう巻き「みぶのサビかん」が駅弁に! JR宇都宮駅

 栃木県の特産「かんぴょう」の消費拡大につなげようと壬生町が新たな名物として売り出しているワサビ入りのかんぴょう巻き「サビかん」が、駅弁となって18日から販売がスタートしました。

 JR宇都宮駅の駅弁販売店松廼家で18日から販売されることになったのは、ワサビ入りかんぴょう細巻き「みぶのサビかん」です。パッケージには「栃木県、壬生町、名産、かんぴょう」の文字とかんぴょうのデザインが散りばめられています。

 壬生町が、新たな名物にしようと今年4月にPRを開始してから4カ月。ワサビ入りのかんぴょう巻き「みぶのサビかん」を全国区にしようと駅弁の発祥の地JR宇都宮駅には壬生町かんぴょう大使のサトウヒロコさんも駆けつけ町の職員らとともに駅弁をPRしました。

 販売開始から10分、男性が「サビかん」を手にし、購入第1号となりました。

 栃木県の特産であるかんぴょうは生産量が1978年の5千80トンをピークに減少を続け生産農家の減少などを理由に2022年には164トンと30分の1にまで落ち込んでいます。18日は、壬生町でかんぴょうの生産なども行う篠原商店のスタッフもユウガオの実でできた「ふくべ細工」を手にPRを行いました。

 壬生町は「みぶのサビかん」を起爆剤に今後、県外からの観光客やインバウンドなども視野に消費の拡大を狙います。

 「みぶのサビかん」は1箱、税込み千円、JR宇都宮駅の松廼家で毎日数量限定で販売されるということです。

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