夏の甲子園、4強出そろう V2狙う仙台育英は快勝

沖縄尚学―慶応 6回表、3点二塁打を放ち、喜ぶ慶応・加藤=甲子園

 全国高校野球選手権大会第12日は19日、甲子園球場で準々決勝が行われ、前回大会覇者の仙台育英(宮城)、慶応(神奈川)、神村学園(鹿児島)、土浦日大(茨城)が21日の準決勝へ進んだ。

 仙台育英は花巻東(岩手)に9―4で快勝し史上7校目の2連覇へ前進した。慶応は六回に6点を奪い、沖縄尚学に7―2で逆転勝ち。1920年大会以来103年ぶりの4強入りを果たした。

 神村学園は八回の5点で均衡を破っておかやま山陽(岡山)を6―0で、土浦日大は八戸学院光星(青森)を9―2で退け、ともに初めての準決勝進出。

 準決勝は仙台育英と神村学園、慶応と土浦日大が対戦する。

土浦日大―八戸学院光星 3回表、先制打を放ち、ガッツポーズする土浦日大・後藤=甲子園
神村学園―おかやま山陽 8回表神村学園1死一、三塁、正林が右前に適時打を放つ。投手三宅、捕手土井=甲子園
花巻東戦で力投する仙台育英・湯田=甲子園

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