西~北日本 この先も26日(土)ごろにかけて高温続く予想 万全の熱中症対策を

 西日本から北日本では8月26日(土)ごろにかけて、この時季としては気温の高い状態が続く予想。熱中症など健康管理に注意が必要だ。東京都心では、過去最多となっている猛暑日日数をさらに更新する見通し。

東京都心 今年で20日目の猛暑日を観測

 19日(土)午後3時までの最高気温は、東京都心で35.7℃を観測した。1週間ぶりの35℃以上で、これで今年に入ってから20日目の猛暑日となり、過去最多となっている猛暑日日数をさらに更新した。
 また、全国で最も気温が高くなったのは京都と上田(長野)で37.5℃を観測。8月8日の立秋を過ぎて暦の上では秋が始まっているが、各地で危険な残暑となっている。

この先も危険な残暑続く予想

 この先も西日本から北日本の広い範囲で、8月26日(土)ごろにかけて高気圧に覆われて晴れる所が多くなりそう。加えて、南からの暖かい空気の流れ込む日が多い見通しのため、最高気温は35℃以上の猛暑日になる所がある予想だ。
 東京都心では20日(日)以降も向こう1週間は35℃以上の猛暑日が続く見通しで、過去最多となっている猛暑日日数をさらに更新しそう。東日本の山沿いや内陸では40℃に迫る所もある予想だ。

熱中症など体調管理に注意

 この時季としては気温の高い日が続くため、熱中症など健康管理に注意が必要。のどが渇いたと感じる前に、周囲と声を掛け合って水分補給を行い、できるだけ涼しい所で過ごすなどの万全な熱中症対策が必要だ。また、農作物や家畜の管理などにも注意したい。

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