インテルがパヴァール獲得に向けバイエルンと交渉中… トゥヘル監督は残留を希望

[写真:Getty Images]

インテルはバイエルンのフランス代表DFバンジャマン・パヴァール(27)の獲得に向け動いているようだ。イタリア『スカイ・スポーツ』が報じている。

今夏はスロバキア代表DFミラン・シュクリニアルが契約満了により退団したインテル。最終ラインの補強として、アーセナルの日本代表DF冨安健洋への関心が取り沙汰されたが、オランダ代表DFユリエン・ティンバーの長期離脱により移籍実現の可能性は低下した。

そんな中でインテルが獲得に動き出しているのがパヴァール。インテルは2500万ユーロ(約39億6000万円)+ボーナスのオファーを提示しているが、バイエルンは3000万ユーロ(約47億5000万円)+ボーナスを要求しているとのこと。現時点では500万ユーロ(約7億9000万円)ほどの開きがあるが、18日にはインテルとバイエルンの間で新たな接触があり、両クラブの距離はより近くなっているという。

また、バイエルン退団を希望している様子のパヴァールもインテル移籍に前向きな模様。万が一今回の移籍が実現しなかった場合、バイエルンとの契約が満了する1年後にインテルへフリーで移籍する可能性もあるという。

一方、バイエルン指揮官のトーマス・トゥヘル監督はパヴァールを重要な選手と位置づけているようで、引き留めを希望。それでもバイエルンの意向はまだはっきりしておらず、代理人が退団を推し進める可能性もあるようだ。

パヴァールは18日に行われたブンデスリーガ開幕節のブレーメン戦でベンチ入りしたものの、最後まで出場機会を与えられないまま試合を終えていた。

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