新名物!「サビかん」の駅弁とは…  壬生町などJR宇都宮駅で発売

駅弁「みぶのサビかん」をPRするサトウさん(右から2人目)ら

 栃木県壬生町と、町内飲食店でつくる壬生お殿様料理促進の会は18日、JR宇都宮駅構内で、町特産のかんぴょうとワサビを使った細巻き「みぶのサビかん」の駅弁の販売を始めた。

 サビかんは、かんぴょう生産が盛んな町内の飲食店などで広く親しまれている料理。町や同会は、江戸時代にかんぴょうを滋賀県水口から町内に持ち込んだとされる壬生藩鳥居家の献立帳を基にした「お殿様料理」「お姫様料理」に続く町の新名物にしようと、「みぶのサビかん」と銘打ち、PRしている。

 販売を始めたのはワサビ入りのかんぴょう細巻き2本分(12個)が入ったシンプルな弁当。駅弁を製造販売する松廼家(本社・益子町塙)の協力で商品化した。千円。同駅の松廼家売店でのみ購入できる。

 この日は浴衣姿となった町かんぴょう大使でシンガー・ソングライターのサトウヒロコさんや、法被を着た町職員らが乗客らに約100枚のチラシを配布し、サビかんをアピールした。

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