ヴィッセル、首位陥落 柏とドローで2位に後退 途中出場の大迫が同点弾 

神戸-柏 後半、ヘディングで同点弾を決める神戸・大迫(10)=ノエビアスタジアム神戸(撮影・長嶺麻子)

 明治安田J1リーグ第24節第2日の19日、ヴィッセル神戸は本拠地ノエビアスタジアム神戸(神戸市兵庫区)で柏レイソルと対戦し、1-1で引き分けた。別会場で勝利した横浜Mに首位を奪われ、神戸は2位に後退した。神戸は元日本代表FW大迫が後半に同点弾を決めたが、対柏戦は5戦連続白星なしとなった。

 前節で左太もも付近を痛めた大迫がベンチスタートとなった神戸は、前半45分に先制を許した。トゥーレルがハーフウエーライン付近で頭でパスを送るも奪われ、クロスから細谷にゴールを決められた。

 後半16分、大迫と新加入のMF新井が投入された。2分後、新井は左サイドでロングボールを収めると、ドリブルからクロス。山口がスルーしたが、武藤は惜しくもシュートに至らなかった。

 同32分には飯野に加え、右足骨折から復帰したDF山川が約3カ月ぶりにピッチに立った。

 同37分、途中出場のエースが同点弾を決めた。初瀬のFKを、中央の大迫が頭でゴール左隅に押し込んだ。その後も、新井が再三クロスを上げるなどゴールに迫ったが、勝ち越しはならなかった。

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