マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督も母国女子代表を気にかけているようだ。スペイン『ムンド・デポルティーボ』が伝えた。
昨季三冠を達成したシティは日本、韓国でのアジアツアーを大盛況のうちに終え、新シーズンの開幕を迎えた。
コミュニティ・シールドこそアーセナルに譲ったものの、プレミアリーグ開幕戦では昇格組バーンリーに貫録勝ち。16日のUEFAスーパーカップではヨーロッパリーグ(EL)覇者のセビージャをPK戦の末に下し、今シーズン最初のタイトルを獲得した。
19日にはニューカッスル戦を控えるなか、前日会見で触れたのはオーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)で決勝進出を果たしたスペイン女子代表について。特に中核を担うMFアイタナ・ボンマティを絶賛した。
「アイタナというプレーヤーには私も完璧に惚れ込んでいるよ。女子サッカー界の(アンドレス・)イニエスタのような存在だと思っているし、今の(女子)バルセロナは信じられないほどの影響を(サッカー界に)与えている」
魅惑的なパスワークにウイングの突破力が加わるバルセロナの女子チームは、昨季国内リーグで4連覇を果たし、UEFA女子チャンピオンズリーグ(UWCL)でも2年ぶり2度目の王者に輝いた。今W杯にもスペインだけで9人もの選手を送り込み、全体では8チームの計18人がバルセロナ所属となっている。
クラブでも代表でも異彩を放つボンマティ。名将も注目する25歳は、20日のイングランド女子代表との決勝でどのようなパフォーマンスを披露するだろうか。
