二羽(小松大谷)2冠 飛び込み高で2年ぶり

男子高飛び込みを制し、メダルを手にする二羽=日環アリーナ栃木

  ●北海道インターハイ 

 全国高校総体(インターハイ)「翔び立て若き翼 北海道総体2023」は19日、宇都宮市の日環アリーナ栃木で高飛び込みの男子決勝が行われ、二羽倖駕(にわこうが)(小松大谷3年)が524.65点で優勝し、板飛び込みとの2冠を達成した。高飛び込みの優勝は2年ぶり2度目となった。

 午前の予選は小松大谷トリオの二羽、浅田律(2年)、杉本琉音(るおん)(同)がそれぞれ1位、2位、6位に入り、上位12人による決勝に進んだ。午後の決勝は9本の合計点で争われ、二羽は4本目終了時に浅田に抜かれ2位に落とした以外はトップを守った。杉本は4位、浅田は6位に入賞した。

 二羽は3度のインターハイで計6種目に出場し、優勝3度(2021年高、23年板・高)、2位2度(22年板・高)、4位1度(21年板)と全て入賞(8位以内)を達成した。

  ●県勢Vは4人

 今大会は二羽を含め県勢4人が優勝している。自転車女子500メートルタイムトライアル(TT)で北岡マリア(内灘3年)、同男子1キロTTで山下翔太郎(同)、ウエイトリフティング男子89キロ級で山下由起(飯田2年)がスナッチ、ジャーク、トータルで1位だった。

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