ゴディバジャパン(東京)は、福井県特産のブランド梅「黄金の梅」のジャムを使ったフローズンドリンク「ショコリキサー 黄金の梅」の販売を、福井市の西武福井店で始めた。県とゴディバ社とのコラボレーション企画の一環。現在は同店限定で、甘いホワイトチョコレートとフルーティーな梅の風味の組み合わせが人気となっている。
黄金の梅は福井梅の一つ「新平太夫」を樹上で完熟させ、最も香り高くなった時期に自然に落ちた実をネットで受け止め、良質なものを商品化している。アンズやモモのようなフルーティーで芳醇(ほうじゅん)な香りが特長。
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ホワイトチョコレートに黄金の梅のジャムをミックスし、トッピングにもジャムを使用している。同店によると、10日の販売開始後、1週間で200杯近く売り上げ、ショコリキサーの中で一番人気という。スタッフは「さっぱりと飲みやすい口当たり。梅の優しい甘酸っぱさがチョコレートによく合う」と話している。210ミリリットルで780円。
県とゴディバ社は2020年度からコラボ企画を展開。県は、東京都内の県アンテナショップでも「ショコリキサー 黄金の梅」の販売を予定している。