リヴァプールへ電撃移籍した遠藤航が早速新天地デビューを果たした。
19日に行われたボーンマスとのプレミアリーグ第3節に後半18分から投入され、中盤の一角として30分ほどプレーしたのだ。
アンフィールドでのプレーシーンがこちら。
動画26秒~と1分56秒~からのシーンでは鋭いパスカットでスタンドを沸かせている。
一方、1分10秒~のシーンでは、ボールを奪われて倒れるもファウルをとってもらえずに思わず手を振り上げる場面も。この辺りはプレミアリーグの判定ならではかもしれない。
リヴァプールは2-1とリードしていた後半13分にMFアレクシス・マカリステルが一発退場。それでもディオゴ・ジョタの追加点で相手を突き離し、3-1で勝利している。
試合後、ユルゲン・クロップ監督は遠藤についてこう話していた。
「(遠藤の投入は)計画通りではなかった。
この2日間の彼はすさまじい過酷さだった。
今朝、彼とは11人だとポジションがどうなるかを話したが、(退場者を出した)4-4-1については話していなかった。そうなるとは思っていなかったからね。
このような試合で5分プレーすれば、200(試合?)プレーしたような気分になる。
全てが新しい。この中盤が一緒にプレーしたことは一度もなかった。計画通りではなかったが、それを乗り越えたし、彼は最初のプレータイムを得た。
(状況は)ひどかった。デビュー戦で交代出場だ。
ハーヴィー(エリオット)もいい状態だが、彼もこの試合で(76分から)出場した。
彼は右に左に走り、心拍数は240だったかもしれない。遠藤も全く同じだ。
彼はまったくもってうまくやってくれたが、まだ来てから2日なので何をすべきか分からなくても驚きではなかった。
彼はこの2日間よく眠れていなかったと思うが、ピッチ上で全てを尽くしてくれた」
10人になった状態でのデビューは想定しておらず、大変だったとしつつ、評価していたようだ。
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『Liverpool Echo』では「想定外のデビューで、安定化するまでは緊張していた」として遠藤に6点の採点を与えていた。