ガラタサライ、チェルシーからモロッコ代表MFツィエクを買い取りOP付きのレンタル移籍で獲得

[写真:Getty Images]

ガラタサライは19日、チェルシーからモロッコ代表MFハキム・ツィエク(30)を買い取りオプション付きのレンタル移籍で獲得した。

ガラタサライの発表によれば、ツィエクの年俸を負担することで無料でのレンタル移籍となるようだ。なお、2023-24シーズンの同選手の年俸は約359万ユーロ(約5億7000万円)で、来夏に買い取りオプションを行使した際の年俸は285万ユーロ(約4億5000万円)になるとのことだ。

アヤックスからチェルシーへ加入後、高い能力は誰もが認めるところながら、常に激しいポジション争いを強いられてきたツィエク。昨シーズンはプレミアリーグで18試合の出場にとどまり、公式戦全体で24試合に出場もノーゴールに終わった。

カタール・ワールドカップ(W杯)開催による中断期間が明けた今年1月ごろには一時的にプレータイムを伸ばした時期もあったが、1月末にパリ・サンジェルマン(PSG)へのレンタル移籍が成立。移籍市場最終日にパリ行きが秒読みとなったが、あろうことかチェルシー側の書類不備が原因で破談に終わった。

また、今夏にはアル・ナスル行きが有力となっていたが、メディカルチェックでヒザに問題が見つかり、交渉は白紙となっていた。

今夏に積極補強を行っているガラタサライ。昨シーズンPSGからのレンタル移籍で大活躍した元アルゼンチン代表FWマウロ・イカルディの完全移籍移行を掴むと、現在はPSGを退団してフリーとなっている元スペイン代表DFセルヒオ・ラモス(37)の加入も近いと報じられている。

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