光と音楽の競演 鶴岡・赤川花火大会

約1万2千発が夜空を彩った赤川花火記念大会=鶴岡市

 第30回赤川花火記念大会が19日夜、鶴岡市の赤川河川敷で開かれ、約1万2千発の花火が夜空を焦がした。今年は4年ぶりの通常開催となり、約5万席を設置。「ひかり、その先へ―これまでの感謝とこれからの未来へ」をテーマに、光と音楽の競演で多くの観客を魅了した。

 最新のヒット曲や昔懐かしいポップスに合わせた特別プログラム「ミュージックスターマイン」が見どころの一つ。色鮮やかな花火が次々と打ち上がり、会場からは大きな拍手と歓声が沸き起こった。「ウルトラセブン」を題材にしたナレーション入りのコラボレーション企画などもあり、節目の大会を盛り上げた。

 鶴岡青年会議所などでつくる実行委員会が主催した。30回の記念大会は2020年に開催予定だったが、新型コロナウイルス禍の影響で延期していた。

約1万2千発が夜空を彩った赤川花火記念大会=鶴岡市

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