熱い踊り「心躍る」 村山・徳内まつり、本まつりが開幕

徳内ばやしの共演で盛り上がった「むらやま徳内まつり」の本まつり=村山市・甑葉プラザ前

 村山市の「むらやま徳内まつり」の本まつりが19日、同市中心部で開幕した。アップテンポの囃子が響く中、踊り手たちが威勢のいい演技を披露し、会場が熱気に包まれた。

 目玉となる「徳内ばやし共演」は4年ぶりに市中心部を周回するコースとなり、市内の17団体が出演した。囃子手たちが山車の上から笛や鉦(かね)、太鼓を演奏した。踊り手たちは鳴子を片手に、活気あふれるかけ声とともに息を合わせて踊りながら練り歩いた。沿道で見守っていた、山形市の山形明正自動車工学専攻科1年の深瀬侑哉さん(19)=東根市中央3丁目=は「久々に心躍る」と話していた。

 最終日の20日は午後3時から、村山市と交流都市の宮城県塩釜市によるマグロの振る舞いや「よしこの塩釜踊り」の披露などがある。徳内ばやしの共演は午後5時から。

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