「雨ごい」ではありません…傘で夏空をカラフル演出“遊び心” 国営明石海峡公園でイベント

夏空に映える色とりどりの傘の下、シャボン玉の演出を楽しむ子どもたち=19日午後、淡路市夢舞台

 兵庫県淡路市夢舞台の国営明石海峡公園で、色とりどりの傘をつるしたイベント「れいんぼーあんぶれら」が行われている。赤や黄、緑、紫などのビニール傘が夏空に映え、シャボン玉の演出も加わって、訪れた親子連れらの目を楽しませている。

 新型コロナウイルス禍でも屋外で楽しめる催しとして2020年に始まり、4回目。同公園のビジター棟周辺で、地上約4メートルの高さに約190本の傘をつり下げている。シャボン玉の演出は開園する午前9時半と、午前10時以降の1時間ごとに計9回あり、15分ずつ自動製造機で大量に飛ばされる。

 徳島市から来た薬剤師の後藤裕世さん(40)は「傘はかわいくて、シャボン玉が涼しげですね」と話した。

 8月末まで。午前9時半~午後6時。入園料は15歳以上450円、中学生以下は無料。国営明石海峡公園TEL0799.72.2000 (斎藤雅志)

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