クロップ、リバプールデビューの遠藤航を評す 「計画した形ではなかった」

[写真:Getty Images]

リバプールのユルゲン・クロップ監督が日本代表MF遠藤航のデビューを振り返った。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じている。

19日のプレミアリーグ第2節でボーンマスを本拠地アンフィールドに迎え撃ったリバプール。開始早々に先制を許す展開からルイス・ディアス、モハメド・サラー、ジオゴ・ジョタの3トップ揃い踏みで逆転勝ちし、今季初勝利を掴んだ。

遠藤はというと、前日に加入が決まったばかりだが、いきなりのベンチ入り。63分にダブルボランチの一角でデビューを果たしたが、2-1の58分にアレクシス・マク・アリスターが一発退場してのスクランブル出場と想定外での出場だった。

アピールするには難しい状況が揃ってのリバプールデビューだったが、ドイツ人指揮官も「計画した形ではなかった。彼からすれば、この2日間は実に過酷なものだったよ」と語り、評価を続けた。

「今朝、座って話をしたが、[4-4-1]のシステムは話に出てこなかった。そうなるとは思ってもいなかったからね」

「こうした試合では5分間でも出場すれば、200分間にわたってプレーしたような感覚になる。そして、すべてが新ただ」

「あの中盤が一緒にプレーした経験もない。計画どおりじゃなかったが、我々は乗り切り、彼も最初のプレー時間を手にした」

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