「クソを歌うのをやめろ!」リヴァプールのクロップ監督、ファンが自分の名前を合唱したのに激怒したワケ

リヴァプールは19日に行われたプレミアリーグ第2節ボーンマス戦に3-1で勝利している。

遠藤航がデビューした一戦では、アレクシス・マカリステルが一発退場になるも逆転勝ちを収めた。

そうしたなか、ユルゲン・クロップ監督の絶叫が話題になっている。

3-1のスコアだった後半30分に「そのクソを歌うのやめてくれないか!やめてくれ!」とFワード交じりに叫ぶ音声が試合中継に入り込んでいたのだ。

『Mirror』は「クロップはリヴァプールファンに訴えを無視され、Fワードを使った暴言で激怒」とこの出来事を伝えている。

リヴァプールファンたちが「I'm so glad that Jurgen is a Red(ビートルズのI Feel Fineの替え歌)」と指揮官を称えるチャントを歌うと、クロップ監督はそれに怒りを露わにしていたという。

指揮官は、5月に行われたトッテナム戦後に、その歌は試合中ではなく、試合後にして欲しいとファンにお願いしていた。

そのスパーズ戦は3-0の大量リードから3失点した後、後半アディショナルタイムにどうにか勝ち越して、4-3で勝利するという展開だった。

その際、クロップ監督は「3-0はセンセーショナルな雰囲気の結果ではなかった。みんな、ひどく誤解している。私の歌を歌わないでくれ。もし歌いたければ、試合後のバーかどこかにしてくれ。なぜなら、まるで3-0で試合が終わりかけているような感じで彼らがI'm so glad that Jurgen is a Redと歌い始めたからね。私は『まだ終わっていない』と思っていた。だから、あれは後にしてもらえると本当に助かる」とコメント。

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自分のチャントで試合の空気が緩むことを危惧しており、そのお願いが無視されたことに怒り心頭だったようだ。

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