長谷部も困った!鎌田に続き…フランクフルトのエース、コロ・ムアニがパリSG移籍へ

5年契約の個人条件で合意、クラブ間の交渉に移る。

ドイツ・ブンデスリーガ1部のアイントラハト・フランクフルトに所属するフランス代表FWランダル・コロ・ムアニ(Randal Kolo Muani)が、フランスリーグ王者のパリ・サンジェルマンへ完全移籍することで交渉が進んでいる。

昨年のカタール・ワールドカップ(W杯)のフランス代表に追加招集されて、モロッコ代表戦でゴールも記録。大会中に進化を遂げて準優勝チームの重要な戦力となり、知名度も高まった。

冬の移籍市場でも移籍が噂されたが、その後、パリSGのリオネル・メッシ、ネイマール、そしてキリアン・エムバペの3大スターの動向に注目が集中。コロ・ムアニの話題の熱は沈静化していた。

そしてここに来て、ネイマールのサウジアラビア1部アル・アインへの売却成功もあり、夏の移籍マーケット最終盤に入り、フランス王者のターゲットがコロ・ムアニに絞られた。

移籍情報を専門とするジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は自身のツイッター(@FabrizioRomano)で、パリのラジオ局の情報をもとに、「ランダル・コロ・ムアニはパリ・サンジェルマンと個人的な条件で合意した」とレポートした。24歳のストライカーにパリSGは、2028年6月までの5年契約を提示したそうだ。

一方、「PSGとアイントラハトの交渉はまだ初期段階。しばらく時間がかかるだろう」と、これからクラブ間の交渉に突入するということだ。

すでに行われた今季ファーストマッチのDFBカップ1回戦ロコモティフ・ライプツィヒ戦ではコロ・ムアニが先発し1ゴールも記録(〇7-0、長谷部誠もリベロでフル出場)。そう簡単ではないがフランクフルトがFWの後釜を確保できるかもポイントになるだろう。

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フランクフルトはまさに岐路に立ち、鎌田大地をはじめ主力が相次いで退団していった。さらにエースストライカーまで離れることになるのだろうか……。ディノ・トップメラー新監督のもと、39歳の長谷部もこうした状況は覚悟はしつつも、開幕を迎えるタイミングとあって困惑しているに違いない。

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