傲慢で横柄な上司、反抗的な後輩男性、めんどくさい同僚男性……。こんな人たちが、あなたの職場にもいませんか?
無視するわけにもいかないし、本当に困りますよね。
そこで今回は、職場にいる面倒な男性たちと上手く付き合うための“角の立たない切り抜け方”を紹介します。
横柄な上司は話を一旦受け入れて!
1: 面倒でも耳を傾ける
「横柄=プライドが高い」ということなので、自分の考えを主張するのは逆効果です。
「反発している」と取られかねないので、まず「尊敬しています」という態度を見せ、違うと思っていても「それはよく分かります」といったん同意しましょう。
こういったタイプは、意外にも「認めてほしい」という承認欲求が強いのです。自分や家族の自慢話も「うわ、また始まったよ」と拒絶せず、耳を傾けてみましょう。
横柄ゆえに聞いてくれる人がいないため、「優しいな、聞いてくれるんだな」とありがたがらせ味方にする方法が賢明です。
2: ひたすらほめて提案する
「すごい、さすが、素晴らしい、というキラーワードを連発します。単純ですけどベストな攻略法です」(25歳・女性)
「頼りない上司には『こうしてはいかがでしょう』と“少し間違った”提案することも。そのうえで『やっぱり課長の判断が正しいですね』と添えておけばバッチリです」(33歳・女性)
このように、最終的に上司のやり方を褒めるために、間違った提案をするという女性もいるようです。
扱いにくい後輩男性はプライドをくすぐって!
1: ほめてから叱る
「ここはよかったけど、ここはこうしたほうがいいね」と、ほめてから改善点を指摘すると、納得させやすいでしょう。
時には、軽んじられないようにはっきりと注意することも大事です。
しかし「文章で伝えたほうが確実」とメールやLINEを使わないこと。読み返されて何度も腹を立てられてしまうので、口頭で伝えたほうが無難です。
また、すぐに「できません」「分かりません」と平気で答える後輩には、過去の同じような事例を挙げたり「〇〇さんが詳しいよ」と詳しくアドバイスをします。
2: 注意ではなく“お願い”を
いきなり「何なのこれは」「こんなことしたらダメじゃない」と切り出してしまうと、相手は「自分自身を否定された」と勘違いする可能性が高く、反論が返ってくるだけになってしまいます。
「またプンプン怒ってるよこの人」と思われるのも心外なので、「どうすればいいかな」と意見を聞く形でさりげなく注意しましょう。頼む際も「お願いできるかな?」と丁寧に依頼すると◎。
苦手な同僚男性とは初歩的コミュニケーションで
1: 毎朝の挨拶はしっかり
こちらが「嫌い」と思っていると、相手も同じように感じてしまうものです。苦手でも「おはよう」と声をかけてみましょう。
そういう男性は「自分から女性に挨拶したくない」という変なプライドがあることもあるのですが、逆に挨拶をされたらうれしくなるものです。
挨拶で頭を下げたからといって、負けではありませんし、続けていれば相手の気持ちに変化が現れるはずです。
また、相手の関心事をチェックして、さりげなく話を振ってみることも大事です。
2: 自分の考え方を変える
会社員である以上、ガラリと現状を変えることは難しいでしょう。
「腹が立つからなんとかしたい」とイライラしてばかりいるのはストレスなので、「しかたがない」「そのうち異動する」と切り替える心も大切です。降参ではなく、前向きな解決法としてのあきらめですね。
また「この人も家族のために頑張っているんだな」と広い心で見てみると、 「しょうがないな」と考えも変わってくるでしょう。
支障がなければスルーもOK
性格が悪く返事もしないような相手に、毎日思い悩むのは時間の無駄です。でも、逆恨みされては困るので、バカにしたり無視したり、悪口を言い回ったりしないこと。
仕事が一緒にやりづらい男性は、ほかの人から見てもやりづらいはず。
そのうちいなくなる場合も多いので、今はデキる人とうまく仕事をし、苦手な人はスルーして過ごしてしまいましょう。
*
どんなに苦手な男性でも、プライベートでしか関わりがないなら一定の距離を置けばいいだけ。しかし仕事だとそうはいきません。
ほめる、挨拶する、プライドをくすぐる、お願いする……。こう考えると、もしかしたら恋愛テクニックとほとんど一緒なのかもしれませんね。
人間関係は恋愛テクを使える部分があります。普段自分が使っているテクニックが普段の人間関係に応用できるか考えてみましょう。
(mimot.(ミモット)/ たえなか すず)