女子W杯、スペインが初優勝 宮沢、5ゴールで得点王

初優勝を果たし、喜ぶスペインの選手たち=シドニー(ゲッティ=共同)

 サッカーの女子ワールドカップ(W杯)最終日は20日、シドニーで決勝が行われ、スペインがイングランドに1―0で勝ち、初優勝を果たした。男子が2010年W杯で優勝しているスペインは、ドイツに続き男女のW杯を制した二つめのチームとなった。

 国際サッカー連盟(FIFA)ランキング6位のスペインは前半にカルモナが先制。同4位のイングランドは後半にGKアープスがPKを止めるなどして粘ったが、無得点で初優勝を逃した。

 5ゴールの日本の宮沢(マイナビ仙台)が得点王に輝いた。日本選手の得点王は、同じく5得点だった2011年大会の澤以来、2人目。準々決勝で敗退した日本は11年大会以来2度目のフェアプレー賞を受賞した。大会最優秀選手「ゴールデンボール賞」はスペインのMFボンマティが手にした。(共同)

初優勝を果たし、喜ぶスペインの選手たち=シドニー(ロイター=共同)
スペイン―イングランド 前半、先制ゴールを決め、喜ぶスペインのカルモナ=シドニー(ゲッティ=共同)
サッカー女子W杯のザンビア戦で、先制ゴールを決め喜ぶ宮沢(右)=7月22日、ハミルトン(共同)

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