エムバペ獲得へ新たな動き。レアル・マドリードが移籍市場閉幕ギリギリのタイミングでオファー?

写真:一時はPSGの構想外になっていたエムバペ ©Getty Images

レアル・マドリードは今夏のフランス代表FWキリアン・エムバペ獲得をまだ諦めていないようだ。移籍市場が閉幕するギリギリのタイミングで、1億2000万ユーロ(約190億円)のオファーをパリ・サンジェルマンへ打診する考えがあるという。ドイツ『Sport Bild』電子版が伝えている。

同メディアによると、9月1日をもって閉幕する夏の移籍市場において、デッドライン直前でのオファーをすることにより、PSGへプレッシャーをかけることが狙いであるという。

8月19日に行われたリーグ・アン第2節のPSG vs トゥールーズで51分から途中交代でピッチに入ったエムバペは、62分に自身が獲得したPKを決め今シーズン初ゴールをマーク。得点直後にはアウェーまで駆けつけたサポーターのもとへ走り、ともに喜びを分かちあった。

この行動についてSNS上では、「クラブへの愛だ」、「PSG残留は間違いない」と様々な声が上がっている。

一方のレアル・マドリードは、昨シーズン限りでクラブを退団したFWカリム・ベンゼマの後釜として、昨シーズンのラ・リーガで16ゴールをマークしたFWホセルをエスパニョールからレンタルで獲得。しかし、ここまでのリーグ戦2試合はベンチスタートとなっており、信頼を得るには至っていない。

レアル・マドリードは2024-25シーズンに、現在17歳のブラジル人FWエンドリックを迎えることが決まっているものの、今シーズンにおけるセンターフォワードはホセルのみとなっている。

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