●熱中症で17人搬送
20日の富山県内は高気圧に覆われて晴れや曇りとなった。最高気温は富山市秋ケ島(富山空港)と同市八尾で35.7度を観測し、猛暑日となった。ほかの8観測地点は30度以上の真夏日だった。気象庁と環境省は20日、県内に熱中症警戒アラートを発表した。
県内消防機関によると、富山、高岡、射水、氷見、小矢部、入善、朝日の7市町で9歳~90代の17人が熱中症疑いで搬送。富山市の90代男性と80代男性、射水市の80代女性、入善町の10代男性、80代男性、朝日町の90代男性は中等症とみられる。
高岡市の松太枝浜海水浴場は、涼を求めて水浴びを楽しむ家族連れらでにぎわった。
富山地方気象台によると、21日は曇り時々晴れ、昼過ぎから夜のはじめ頃に一部で激しい雨や雷雨となる見込み。