開幕連勝を狙ったベティスvsアトレティコはフィニッシュが決まらず痛み分け【ラ・リーガ】

[写真:Getty Images]

アトレティコ・マドリーは20日、ラ・リーガ第2節でレアル・ベティスと対戦し0-0の引き分けに終わった。

開幕節のグラナダ戦を3-1で快勝したアトレティコは、その試合のスタメンから前節負傷したコケとモラタをヴィツェルとデパイに変更した以外は、同じスタメンで試合に臨んだ。

開幕連勝を目指す両者の一戦は、開始早々にベティスがチャンスを迎える。2分、右サイドを突破したルイバルのクロスをボックス左で収めたアブネルがフリーでゴールを狙ったが、このシュートはわずかにゴール右に逸れた。

ベティスに主導権を握られたアトレティコは、22分にもギド・ロドリゲスンパスをボックス左手前で受けたアジョセ・ペレスがペナルティライン付近からコントロールショットで狙ったが、これは左サイドネットに外れて難を逃れた。

前半をシュート0本に抑えらてしまったアトレティコは、M・ジョレンテを下げて後半からバリオスを投入。その後も攻めあぐねる時間が続くと、63分にデパイ、レマル、カラスコを下げてサウール、モラタ、リーノの3枚替えを敢行。

すると、直後の65分にグリーズマンの左CKからエルモソが放ったヘディングシュートが相手GKを強襲し、初めてチャンスらしいチャンスを演出。

その後も互いに選手を入れ替えながらゴールを目指したが、最後までスコアは動かず、0-0でタイムアップ。開幕連勝を狙った両者の一戦は、互いに決定機を生かせず勝ち点1を分け合う結果となった。

© 株式会社シーソーゲーム