【オリオールズ12－１アスレチックス】＠オークランド・コロシアム
ア・リーグ最高勝率を誇るオリオールズはアスレチックス投手陣に17安打12得点の猛攻を浴びせ、12対１で大勝。敵地での３連戦をスイープし、貯金を今季最多の30とした。オリオールズ先発のカイル・ブラディッシュは６回92球を投げてアスレチックス打線をわずか２安打に封じ、８勝目（６敗）をマーク。アスレチックス先発のＪＰ・シアーズは４回９安打７失点と打ち込まれ、10敗目（２勝）を喫した。
オリオールズは２回表にホルヘ・マテオが７号ランニング本塁打、４回表にライアン・マウントキャッスルが17号３ランを放つなど、４回まで毎回得点でアスレチックス先発のシアーズをノックアウト。７回表にガナー・ヘンダーソンの21号ソロなどで２点、８回表にもヘンダーソンのタイムリー二塁打などで３点を追加し、12対１で大勝した。新人王候補のヘンダーソンは３回表に二塁打、４回表に三塁打、７回表に本塁打を放ち、サイクル安打にリーチ。８回表に回ってきた打席で一塁線を破るタイムリー二塁打を放ったが、大量リードの展開だったこともあり、ダグアウトの同僚たちは「なぜ一塁で止まらないんだ」と苦笑いしていた。
オリオールズの藤浪晋太郎は大量11点をリードした９回裏に３番手としてマウンドへ。前日に続いて２日連続で古巣アスレチックスとの対戦となった。先頭のザック・ゲロフにセカンドへの内野安打を許したものの、続くジョナ・ブライドをショートゴロ併殺打に仕留め、最後はブレント・ルーカーから空振り三振を奪って試合終了。危なげなく１イニングを無失点に抑え、今季の防御率は7.96となっている。
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