夏休みの子どもたちに「海や食に興味を」 プロの料理人から魚のさばき方学ぶ"日本さばける教室"

 夏休みの子どもたちに海や食に興味を持ってもらおうと下野市の飲食店で20日、プロの料理人たちによる魚のさばき方教室「日本さばける塾」が開かれました。

 日本さばける塾が開かれたのは下野市川中子にある飲食店「源天」です。栃木県内に住む小学生10人が参加し源天の料理人たちがアジのさばき方を伝授します。料理人の指導のもと子どもたちは包丁一本で20センチほどのアジをさばいていきます。

 この取り組みは海の現状を伝え未来へつないでいくための活動に取り組んでいる日本財団の海と日本プロジェクトの一環として海のごちそう推進機構が全国で開いているものです。

 子どもたちは普段何気なく食べている魚が生き物から食品へと変わりゆく過程を知り、改めて海や食に関心を持ったようでした。

 さばいたアジはこのあと手毬寿司とアジフライに調理されました。子どもたちは笑顔で自分でさばいたアジを食べ夏休みの思い出を作っていました。

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