車の正確な運転技術と走行タイム競う 宇都宮でイギリス発祥のモータースポーツ「オートテスト」開催

 車の正確な運転の技術と走行時間を競うイギリス発祥のモータースポーツ「オートテスト」が20日、宇都宮市で行われました。

 道の駅ろまんちっく村の特設コースで行われた大会には、全国各地から66人のドライバーが出場しました。オートテストは、イギリス発祥の伝統的なモータースポーツで並べられたパイロンをすり抜けるスラロームやターン、車庫入れなどが組み合わされたコースを走り、走行タイムと運転の正確さを競う初心者向けの競技です。日本には、2015年頃に入ってきた比較的新しいスポーツで、ヘルメットやグローブのほか競技ライセンスも必要なく、マイカーで出場できるとあって中にはタクシーも。

 競技はレースとは違い、単純に速さを競うだけでなく運転の「ていねいさ」が求められるため、減点方式で順位を決めます。

 参加者たちは、スタートと同時に一気にスピードに乗りタイヤと路面の摩擦音を響かせながら見事なハンドルさばきを見せていました。

© 株式会社とちぎテレビ