ご当地音頭でフィナーレ 古賀地区納涼夏祭り 4年ぶりに地域にぎわう 長崎市

暑さも忘れ古賀音頭で盛り上がる会場=長崎市、古賀地区市民センターグラウンド

 長崎県長崎市東部の「古賀地区納涼夏祭り」が19日、古賀町の同地区市民センターグラウンドであった。
 同地区まちづくり協議会の主催で4年ぶり25回目。浴衣や甚平姿の家族連れが、出店でかき氷やキュウリの一本漬けなどを買い求め涼を取っていた。
 ステージでは地域の子どもたちやダンスグループの踊り、変面ショーや三味線が披露された。カラオケ大会には10組が出場。団体や各町の代表が自慢の喉で会場を盛り上げた。
 盆踊りは民踊会メンバーのリードで「長崎ぶらぶら節」「ドンパン節」「マツケンサンバ」と続き、最後はご当地「古賀音頭」でフィナーレ。豪華景品が当たる大抽選会で祭りを締めくくった。
 友人と訪れた同市つつじが丘4丁目の池上都子さんは「音頭に『福瑞寺』が出てくるのがいい。久しぶりの祭りを楽しめた」と笑顔。祭りの松浦奈緒美実行委員長(46)は「交流の機会が減る中で多くの人出があり、地域のつながりづくりができたと思う」と話した。

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