【真岡】「真岡の五大祭り」の一つ「もおか木綿踊り」が19日夜、市中心部の荒町本通りで行われた。約3万5千人(主催者発表)が来場し、市内団体などの踊りを楽しんだ。
中心市街地の活性化などを目的に、実行委員会が毎年開催する。新型コロナウイルス禍で中止されていたため、4年ぶり。
今年は市内のダンスチームや商工団体など24団体が参加した。ダンスの発表会「ダンスフェスティバル」の後、メインイベントの「流し踊り」が実施された。参加者は団体ごとに隊列を作り、浴衣や法被姿で息の合った踊りを披露した。最後にはサンバグループによるパレードも行われた。
会場の通り沿いで薬局を営む薬剤師松本智子(まつもとさとこ)さん(67)は「久しぶりに解放された感じで楽しめた。若い方もたくさん来てくれてよかった」と喜んでいた。