夏バテのだるさ吹き飛ぶ!簡単「リフレッシュストレッチ」3選

レジャーや催し物など、楽しみの多い夏。しかし、「なんとなくからだがだるい」「風邪をひいたわけでもないのに食欲がない」そう感じる人もいるのではないでしょうか。もしかしたらそれは、夏バテかもしれません。

今回は、夏バテに効果的なストレッチをご紹介します。 近年猛暑日も多く、夏バテ対策は必須ともいえます。今回ご紹介するストレッチはスキマ時間に取り入れられるので、ぜひ試してみてください。

夏バテにストレッチが効果的な理由

夏バテは、暑さや高い湿度によって、からだに不調があらわれる状態です。では、なぜストレッチが夏バテに効果的なのでしょうか。

1.凝り固まったからだをほぐせる

暑い日が続くと外出するのも億劫になり、1日中冷房の効いた部屋にいる、なんてことも多いのではないでしょうか。運動不足や冷房による冷えが、からだのだるさの原因になることもあります。ストレッチには、凝り固まった筋肉をほぐす効果があります。

2.自律神経のバランスが整う

冷房の効いた室内と暑い屋外では、大きな気温差があるため、自律神経の調節機能が乱れやすくなるといわれています。自律神経が乱れると、からだの疲れが取れない・食欲不振になるなど、さまざまな不調につながるかもしれません(※)。

深い呼吸をしながらストレッチを実践することで、心身ともにリフレッシュできます。

参考:全国健康保険組合「夏バテしない生活習慣を!」

簡単!夏バテに効くリフレッシュストレッチ

今回はストレッチを3つご紹介します。

1.上半身をねじるストレッチ

1. 脚を伸ばして座る
2.右脚のひざを曲げて左腕でかかえる
3.右足裏は左脚をまたいで床につける
4.右手はお椀型にしてお尻の後ろについて大きく息を吸う
5.息を吐きながら上半身をねじる

脚の付け根から上半身をねじり、目線は後ろに向けます。肩の力は抜いて3呼吸キープしましょう。ねじりの入ったストレッチは内臓を活性化させたり、自律神経のバランスを整えたりするといわれています。

また、背中のストレッチとしても効果的です。

2.股関節のストレッチ

1.仰向けに寝て両ひざを立てる
2. 右足のくるぶしあたりを左脚にのせる
3.左脚のもも裏に両手をあててひざを胸に引き寄せる

余裕がある場合は、両手はすねに添えましょう。肩の力は抜いて、痛気持ちいいところでキープします。

3.全身のストレッチ

1.四つん這いになり、肩の真下に手首をおいて手のひらでしっかり床を押す
2.息を吐きながらお尻を天井へ高く突き上げる
3.息を吐く

ポイントは頭頂からお尻まで一直線にすることです。背中が丸まってしまう場合は、ひざを曲げましょう。目線は足の指先に向け、3呼吸キープします。全身に効くストレッチですが、とくに肩甲骨周りやもも裏に効果的です。

運動×漢方の相乗効果

夏バテなどの夏の不調には、ストレッチに加えて、漢方薬でからだの内側からケアするのもおすすめです。漢方薬は医薬品として効果が認められており、内側から働きかけることで、夏バテしにくい体質を目指すことができます。

また、飲むだけなので、忙しい毎日にも取り入れやすいのが嬉しいポイントです。

夏バテには、下記のような働きのある漢方薬を選びましょう。

・自律神経のバランスを整える
・睡眠の質を上げ、心身の疲労を軽減する
・胃腸の機能を回復させる
・体内の水分バランスを整える

夏バテにおすすめの漢方薬

補中益気湯(ほちゅうえっきとう)

元気がなく、胃腸の働きが衰えて疲れやすい人におすすめです。消化吸収などの内臓機能の働きを高めることで、疲労回復させます。

清暑益気湯(せいしょえっきとう)

のどの渇きや食欲不振、倦怠感などにお悩みの人におすすめです。暑さで弱った胃腸を元気にしたり、からだの熱を冷ましたり、水分代謝を促したりします。

スマホで気軽に専門家に相談できる「あんしん漢方」のような、オンライン個別相談も話題です。あんしん漢方はAI(人工知能)を活用し、漢方のプロが効く 漢方を見極めて自宅に郵送してくれるオンライン漢方サービス。スマホで完結できるので、対面では話しづらいことも気軽に相談できますよ。お手頃価格で不調を改善したい方は、医薬品の漢方をチェックしてみましょう。

年々暑さが増している夏。ぜひ、今回ご紹介したストレッチや自分に合った漢方を取り入れてみてください。からだの調子を整えて、快適な夏を満喫しましょう!

<この記事を書いた人>
ヨガインストラクター・ライター
高橋かなこ

2021年よりRYT200(全米ヨガアライアンス認定)修了インストラクターとしてオンラインを中心に幅広い年齢層へのヨガレッスンを担当。企業での事務経験から、デスクワークで疲れた部位や崩れた姿勢のためのレッスン組み立てを得意とする。

自身のダイエット成功経験から、美しい体を作るためには食の大切さや思考も大切だと痛感。同じように悩む人に向けて精力的にメディアでの情報発信を行う。

症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホ一つで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でもサポートを行っている。

(ハピママ*/ あんしん漢方)

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