高温に関する早期天候情報 全国すべての地方に発表 来週も厳しい残暑に

21日(月)の最高気温(午後2時半現在)

 きょう(月)も全国的に気温が高く、東北~九州北部にかけて、所々で35℃以上の猛暑日となっている。最高気温は、津川(新潟)38.4℃、枚方(大阪)38.2℃、大阪37.7℃、福崎(兵庫)と久留米(福岡)で37.6℃、京都37.5℃、福知山(京都)と和田山(兵庫)、府中(広島)、山口で37.4℃など(午後2時半まで)。あす(火)も本州の日本海側で気温が高く、38℃前後まで上がる所がある見込み。

高温に関する情報

この先の予想気温(上・最高、下・最低)

 西日本は向こう1週間程度、気温が平年並みの所もあるが、そのほかの各地は向こう2週間は気温の高い日が多い見込み。特に、北日本~近畿は27日(日)ごろから、中国地方は28日(月)ごろから、九州北部(山口県を含む)と沖縄は29日(火)ごろから、四国と九州南部は30日(水)ごろからの5日間ほどは、平年よりかなり高くなる可能性がある。

早期天候情報(平均気温)

 このため気象庁は、全国すべての地方に「高温に関する早期天候情報」を発表し、熱中症など健康管理に注意するよう呼びかけている。農作物や家畜の管理にも注意が必要だ。

早期天候情報とは
 原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。

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