よりスタイリッシュでパワフルになった2代目PCX【バイク買取調査隊】

PCXの車種プロフィール

今回紹介する「PCX」は、2014年に発売された水冷4ストローク・単気筒の125ccエンジンを搭載する原付二種のスクーター。2010年に初代が登場して以来このモデルで2代目となるが、新設計のフロント&リアカウルを、灯火器にはすべてLEDを採用するなど、よりスタイリッシュで高級感のある外観へとフルモデルチェンジされている。さらに大径14インチタイヤはリアに転がり抵抗を軽減する低燃費タイヤを採用、燃料タンク容量を従来の5.9Lから8.0Lへと増やすなど、給油の頻度を減らしつつ航続距離を高めるといった工夫も図られている。

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バイクインプレ

車両の特徴

車体サイズは全長が1930ミリ、全幅740ミリ、全高1100ミリ、シート高760ミリ、ホイールベースは1315ミリで、車両重量は130kgとなっている。
キャスター角は27度、フロント90/90-14インチ、リア100/90-14インチのタイヤサイズを採用。前後ともにキャストホイールにチューブレスタイヤを装着している。

エンジンは水冷4ストロークOHCの単気筒。ボアストロークは52.4ミリ×57.9ミリのロングストローク。圧縮比は11.0で最高出力は12馬力/8500回転、最大トルクは12Nm/5000回転。燃料供給はフューエルインジェクションで、トランスミッションは無段変速式(Vマチック)を採用。

走り

第一印象としては、125ccのスクーターとしては結構パワフルだということ。スロットルを開けたときの加速はとてもスムーズで、同クラスのスクーターと比較しても頭ひとつ飛び出している感じだ。もちろん125ccの排気量だから急激にパワーが立ち上がるということはないが、変速機であるCVTのチューニングも含めて、パワー不足を感じることなく極めてキレイに加速してくれる。

今回は一般道ではなく高速走行も可能な施設内でのライディングだったため、125ccでもほぼ100km/h近い速度で走ることができた。この領域までさほど苦労することなく加速したこともあり、「本当に125ccなのか?」と疑ってしまうくらい、スクーターとしては機動性に優れている。また、高速コーナーに進入しても車体の安定感が素晴らしく、先代モデルから引き続き大径14インチタイヤを採用していることもあり、ハンドリングも超安定志向でクラスを超えた乗り味を体感できた。

総括

基本的なコンセプトは先代モデルを踏襲しつつも、よりスタイリッシュな外観に加えてパワフルさが際立つエンジン、そしてフレームや足周りを含めた車体のしっかり感など、トータルで大きな前進が体感できるPCX。従来の原付二種スクーターの枠から、イイ意味で外れたシティコミューターに仕上がっている。

※当記事は動画「MOTO BASIC」協力のもと、モトメガネが編集構成した記事となります

査定士のコメント

モトメガネ編集部

通勤通学の足として人気の高いPCX。フルモデルチェンジが行われた2代目も、その人気は健在だ。2023年時点で、2代目が出てから約10年が経過。カウル面積の広いスクーターなので、比較的傷がつきやすい……。外観の傷が少なく、低走行高年式のモデルなら高価買取が望める。

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