障がいがある人たちも海水浴が楽しめるよう、静岡・下田市で「ユニバーサルビーチ」の講習会が行われました。
「ユニバーサルビーチ」とは、障がいのある人や高齢者など、誰もが安心して楽しめるビーチづくりを目指す取り組みです。20日に下田市で行われた講習会には、介護関係者や海岸を管理する団体などから35人が参加しました。参加者たちは、外浦海岸で車椅子が砂浜を通れるように敷く、特殊なビーチマットの設置方法や、水陸両用の車いすの扱い方などを学びました。
(下田市企画課 金守 俊彦 さん)
「実際に運用していくには、多くの人のサポートが必要になると思うので、サポート体制をしっかりつくっていくことが、安心安全に楽しめる海につながると思う」
下田市では、SDGsへの取り組みの一環として、「ユニバーサルビーチ」を市内で広げていく方針です。