【速報】首都キーウの巨像 ウクライナ国章に取り換え

ウクライナの首都キーウ(キエフ)中心部で、巨大な祖国の母像が掲げる盾に付いていた旧ソ連の国章を、ウクライナ国章に取り換える工事が大詰めを迎えている。24日のウクライナ独立記念日までに完了する予定。
 ウクライナでは、軍事侵攻したロシアへの反発から旧ソ連時代のシンボルなどを撤去する動きが起きている。祖国の母像の盾にあった旧ソ連の国章も取り外され、今月6日、工事の途中段階で三つまたの矛のウクライナ国章が付けられた。20日はゴンドラに乗った作業員が詰めの作業をしていた。
 像は旧ソ連時代の1981年に完成した。ドニエプル川沿いの丘に立ち、高さは台座を含めて102メートル。キーウのシンボルの一つで、現在は国立の「第2次大戦歴史博物館」の一部となっている。

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