バスケットボール男子・Bリーグ2部(B2)東地区のパスラボ山形ワイヴァンズは21日、山形市の山形グランドホテルで記者会見を開き、10月に開幕する2023~24シーズンの新体制を発表した。チームは14年にNBDLに参戦し、10年目を迎える。創設年から山形でプレーし、指揮官として今季からチームに戻った石川裕一ヘッドコーチは「全員がハードワークするバスケで優勝を目指したい」と意気込んだ。
今季は阿部龍星(山形南高出)ら8人が新加入した。外国籍4人を含む全14選手が会見に臨み、それぞれが抱負を語った。
昨季は24勝36敗で、東地区6位。あと1勝でプレーオフに進むことができただけに、悔しいシーズンとなった。新主将の鈴木大(日大山形高出)は「10年という特別な年。勝ちにこだわって戦いたい」と語った。
プレシーズンは来月2日に宇都宮、3日に福島とアウェーで対戦し、16日から福島県郡山市で行われる東北カップに出場する予定。B2は10月5日に開幕し、山形は第1節の7、8両日に上山市の三友エンジニア体育文化センターで福島と対戦する。