むしろ『F東』だけ過敏? りんたろーがFC東京の略称でキレられ「ムッとしているあるある」を募集

ゴールキーパー目線で、好セーブを連発してきたGK野澤大志ブランドンの思いを代弁すると…。

EXITのりんたろーが8月21日、自身のツイッター(『エックス』に変更)(アカウントは @rinnxofficial)で、「『FC東京をF東呼びしてはならない。』のように、無知ゆえに知らないところで、古参やゴール裏はムッとしてるあるある あったら教えてくださいw 今回はJリーグ限定で!w #Jリーグを盛り上げよう #にわかは知らない知る由もないw」と投稿。Jリーグ各クラブのサポーターをはじめサッカーファンの間で話題を集めている。

りんたろーはGKとして本格的にプレーしていた経歴を持つ。浜松大学時代には長谷川健太監督(現・名古屋グランパス)のもと、本気でプロを目指していたレベルを誇る。

そして現在テレビ番組『ラブ!! Jリーグ』のMCを務めるなか、今回のことの発端は20日の投稿に。90+1分の渡辺皓太のゴールが決勝点となって横浜F・マリノスが2-1でFC東京に競り勝った前日の一戦について、次のようにつぶやいた。

「目の覚めるような見事なミドル!
89分F東GKブランドン選手の スーパーセーブの直後の出来事!
これはGK的には萎えるのよなぁ!」

そのようにゴールキーパー目線で、好セーブを連発してきたFC東京GK野澤大志ブランドンの思いを代弁した。ただ、引用欄では思いもよらない部分を巡りプチ炎上が起きた。

「F東って言い方マジでやめてもらえませんか?」「チーム名ぐらいまともに言えてからにしろ」など、『F東』の部分に対し、複数のFC東京サポーターから棘のある投稿が続いた(なかには、あまり気にしていないFC東京サポーターもいるとの投稿も)。

それを受けて、りんたろーの今回の募集投稿となった。

FC東京は『TOKYO』のクラブであるという自負を持つ。ただ確かに、そんなことは「知る由もない」ほうが、むしろ一般的で、そのほうが世間では大多数である。それだけにサポーターと呼ばれる人たちからの上から目線の攻撃的な反応に”元・守護神”も困惑している。

ただ一方で、相手サポーターからの「F東」発言であれば、そこまで問題はなかったと言える。Jリーグを専門とする番組のパーソナリティを担うのであれば、知っておきたかった、踏んではいけない地雷でもあった。

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そのあと、りんたろーは「好きな呼び方をして、サポーターに絡まれるチームと思われるより、多少納得のいかない呼ばれ方をされてでも、多方面から気軽に新規のサポーターを呼び込める方がチームとしては良い気がするのは私だけでしょうか?」とつぶやき、多くの人から共感を得ている。

また、これに似た「こだわり」は21日22時時点であまり挙がらず、逆に『F東』のみが際立つキレられ案件になっている。「京都サンガF.C.」が、いまだに「パープルサンガ」と呼ばれることに“拒否反応”を示す話も出ているが、こちらは「過去に使われていた名称であり、現在は間違い」であり、ややケースが異なるか。

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