きょう(火)の天気 猛暑に休みなし 東北北部や新潟県で38℃予想も 日本海側を中心に危険な暑さ 天気も安定せず 急な激しい雷雨に注意

22日(火)の全国の天気と降水確率

 きょう22日(火)も厳しい残暑と天気の急変に注意が必要だ。8月も下旬になったが、一番暑い所では気温が38℃まで上がる予想となっている。また、天気もなかなか安定せず、きょうも急な激しい雨や雷雨に注意が必要だ。

止まらぬ猛暑 きょうは日本海側で危険な暑さ

22日(火)の予想最高気温

 きょうも各地で厳しい残暑が続き、東北北部から九州にかけて広く35℃以上の猛暑日になる見込みだ。特に気温が上がりそうなのは東北や新潟県で、予想最高気温は鷹巣(秋田県)、横手(秋田県)、若松(福島県)、津川(新潟県)、長岡(新潟県)で38℃。その他、米沢(山形県)、新潟、豊岡(兵庫県)、松江、鳥取、佐賀などで37℃と、日本海側の地域を中心に危険な暑さが予想されている。できる限り涼しい場所で過ごし、体への負担が少ない行動を心がけるなど、万全な熱中症対策が必要だ。

東京は真夏日連続記録を更新中

東京の最高・最低気温

 一方、東京では32℃予想と猛暑日にはならない見込みだが、きのうまでで47日連続で30℃以上の真夏日となっており、1か月半以上も最高気温が30℃を下回っていない状況だ。ここまで真夏日が連続した年はこれまでになく、きょうもその記録を更新することになりそうだ。長引く暑さで体調を崩しやすくなっていると思われる。より一層、健康管理に気をつけたい。

湿った空気で不安定 雨量多くなる所も

22日(火)夕方の発雷確率と雨の予想

 暑さと同様、不安定な空模様も続く見込みで、きょうも天気の急変に注意が必要となる。きのうと比べると激しい雷雨の範囲は狭いものの、山沿いほど雨雲が発達しやすい見込み。平野部でも激しい雨や雷雨になる所があるため、空模様の変化に注意が必要だ。また、これまでの雨で地盤が緩んでいる所もあるため、危ない場所には近づかず、土砂災害などに注意してほしい。

22日(火)午後9時の予想天気図

 不安定な天気の原因の一つは南の海上にある熱帯低気圧で、その周辺の湿った空気が流れ込む太平洋側の南東斜面を中心に雨の量が多くなるおそれがある。
(気象予報士・多胡安那)

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