福井県福井市の猛暑日25日目、年間最多記録に並ぶ 8月22日も熱中症警戒アラート発令中、敦賀市で最高気温37度予想

 福井県内は8月21日も各地で気温が上がり、大野市35.4度、福井市35.3度など4地点で35度以上の猛暑日となった。福井市の今年の猛暑日は25日目で、福井地方気象台によると1942年と2010年に記録した猛暑日の年間最多日数に並んだ。一方、最低気温は7月25日以降、25度を下回った日がなく、熱帯夜が1カ月近く続いている。

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 福井市は7月7日に今年初めて猛暑日となり、同23日から8月11日まで20日連続で最高気温が35度を上回った。気象台は「今年は太平洋高気圧に覆われた日が続き、日中晴れて気温が上がり、夜も気温が下がりきらない日が続いている」とみている。

 敦賀市の今年の猛暑日は16日で、2010年に記録した年間最多日数の18日に迫っている。

 22日の予想最高気温は福井市と大野市36度、敦賀市37度。環境省と気象庁は福井県などに熱中症警戒アラートを発表し、注意を呼びかけている。

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