女子選手の口にキスしたスペインサッカー連盟会長、バカ発言から一転して謝罪「興奮しており、悪意はなかった」

FIFA女子ワールドカップ決勝で初優勝を飾ったスペイン代表。

ただ、スペインサッカー連盟のルイス・ルビアレス会長がメダル授与式でジェニフェル・エルモソの口にキスをしたことが問題になった。

エルモソは、表向きには会長を擁護しつつ、ロッカールーム内では「嫌だった」と本音を漏らしている。

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一方、会長は「バカはどこにでもいる。2人の人間が些細な愛情を見せた際、バカに耳を傾けることなどできない」などとキスへの批判に反論。だが、一転して謝罪するメッセージを出した。

「私は完全に間違っていた。それを認めなければいけない。

あの時はとても興奮しており、悪意はなかった。

あの場では自然なことだと思っていたが、外では騒動になってしまった。

謝罪したうえで、これを教訓にしなければいけない。会長であるときには、より注意すべきことも理解しなければならない」

ただ、スペインの社会権・2030アジェンダ相のヨネ・ベララ大臣は、「国中が見ている中でそんなことをするのなら、プライベートでは何をしないのだろう。女性に対する性的暴力はなくさなければならない」とSNSに投稿している。

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