新潟市西蒲区の焼却施設から基準超すダイオキシン類

 新潟市は8月21日、西川クリーナー(西蒲区旗屋)が運営する廃棄物焼却施設「巻クリーンセンター」(同区下木島)の排ガスから基準を超えるダイオキシン類が検出され、同社に焼却炉の一時停止と改善を命じたと発表した。健康被害は確認されていない。

 巻クリーンセンターでは、木くずや廃プラスチック類など産業廃棄物を焼却している。7月4日に新潟市が採取した検査で、1立方メートル当たり59ナノグラム(基準値10ナノグラム)のダイオキシン類を検出した。西川クリーナーは「原因を調べ早急に改善したい」としている。

© 株式会社新潟日報社