夢実現へ 女子高生語り合う 長崎でカンファレンス 若い女性のキャリア形成目指す

夢の実現に向けて意見を出し合う参加者=長崎市大黒町、ホテルニュー長崎

 長崎県内の女子高生が将来を語り合う「ガールズカンファレンス」が18日、長崎市内であり、9校23人がそれぞれの夢や目標の実現に向けて考える力を養った。
 女性奉仕団体「国際ソロプチミストアメリカ日本南リジョン(九州沖縄地区)」が若い女性のキャリア形成に生かしてもらおうと隔年で開催。福岡会場とオンラインで結び、参加者は脚本家の基調講演や大学講師らの卓話に耳を傾けた。
 この後、ワークショップがあり、参加者は自身の短所を長所にとらえる「才能マップ」をそれぞれ作製。才能マップを見ながら「自分を客観視することが重要」「おしゃべりはコミュニケーション能力」「空気が読めないのは自分の意見をしっかり言える証拠」などと意見を出し合った。
 佐世保市の聖和女子学院高3年の辛島花月(かつき)さん(17)は「将来は経営者を目指している。自分にしかない意見を持ち、周りに期待される人材になりたい」と話した。

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