「試合を壊すレベル」「理不尽」「差別を疑われる」冨安健洋への不可解判定が話題に、元イングランド代表FWも疑問「そこには全く何もなかった」

[写真:Getty Images]

アーセナルの日本代表DF冨安健洋の退場ば大きな波紋を呼んでいる。

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21日、アーセナルはプレミアリーグ第2節でクリスタル・パレスとアウェイで対戦した。

開幕戦ではホームでノッティンガム・フォレスト相手に勝利したアーセナル。連勝スタートと行きたい中、冨安は左サイドバックで先発出場を果たした。

後半にマルティン・ウーデゴールがPKを決めて先制したアーセナルだったが、67分に冨安が退場。中盤でアンドレ・アイェウと軽く接触したところ、冨安にはまさかのイエローカード。主審はユニフォームを引っ張ったというアクションを示したが、実際に冨安は体に触れていただけ。不可解な退場となった。

1枚目のイエローカードはスローインの際の遅延行為。今シーズンから遅延行為に対してかなり判定が厳しくなっており、仕方ない部分はあるが、2枚目は主審がユニフォームを引っ張ったとアピールしたために明らかな誤審となった。

これに対してファンは「厳しすぎる。誤審だろ」、「良いプレーしてたのに」、「試合を壊すレベルの誤審」、「意味が分からない」、「これは気の毒すぎる」、「これは理不尽」、「信用できないわ」、「あれでイエローなら何枚出るんだ」、「差別を疑われるぞ」とコメントを寄せている。

また、イギリス『スカイ・スポーツ』で解説を務めた元イングランド代表FWアラン・スミス氏は「私はここでアーセナルのユニフォームは着てはいないが、これで退場になるというのは、彼にとって2枚目のイエローカードではあるが、本当に厳しいことに見える」とコメント。「シャツを引っ張ったのならばわかるが、そこには全く何もなかった」と誤審であると見解を示した。

プレミアリーグの審判団はこのところ誤審続きで何度も謝罪を行うことに。開幕戦でもマンチェスター・ユナイテッドvsウォルバーハンプトンでVARが介入。明らかにユナイテッドGKアンドレ・オナナがアフターチャージをしてPKだと思われたが、ノーファウルとなっていた。試合後にプレミアリーグプロ審判協会(PGMOL)が誤審であることを認めており、主審、VAR、AVARの3名を第2節の担当から外すという処分を下していた。

今回の件も不可解すぎるジャッジであり、アーセナルが異議申し立てをする可能性は高い。果たしてどういう結末を迎えるだろうか。

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