ライアン・ゴズリング、「I’m Just Ken」のメイキング映像公開 スラッシュ/マーク・ロンソンらも登場

映画『バービー』で、ライアン・ゴズリングが“ケナジー”を振りまきながら「I’m Just Ken」というパワー・バラードを熱唱する場面があるが、この爆笑シーンのメイキング映像が公開された。

現地時間2023年8月21日に公開されたこの動画では、グレタ・ガーウィグ監督がゴズリングの大袈裟な演技に笑わされながら演出している姿を含む、世界興収が10億ドルを超えた夏の大ヒット映画の未公開映像を見ることができるだけでなく、映画のサウンドトラック・プロデューサーのマーク・ロンソンや「I’m Just Ken」を共同で作詞作曲/プロデュースしたアンドリュー・ワイアットとガンズ・アンド・ローゼズのギタリスト、スラッシュがスタジオ作業をしている様子も見ることができる。

約4分の動画では、シャツを脱いだゴズリングが哀愁を帯びたピアノに乗せて、「何をやってもダメみたい、僕はいつもNo.2、誰も僕の努力を知らない」という人形としての嘆きを口ずさむところから始まる。その後このモンタージュ映像は、ダンサーたちが盛大なミュージカル・ナンバーのためにストレッチをしているシーンに移り、ガーウィグ監督がゴズリングに指示を与えたり、パドル・ボードでビーチに突撃するシーンのセットが映し出される。

フルレングスの毛皮のコートを着たゴズリングが、“脆弱なブロンド”としての自身の存在についてビーチのセットで歌い上げる姿を見ている監督はつい吹き出しており、ピンクのヘッドホンを首にかけている彼女が笑いながら俳優たちに指示を出している様子をカメラは繰り返し捉えている。

また、スタジオでソロを弾いているスラッシュの姿や、ウルフギャング・ヴァン・ヘイレンのリズム・ギターとフー・ファイターズの新ドラマー、ジョシュ・フリースのドラムをフィーチャーしたこのパワー・バラードのキーボードとギターのパートを、ワイアットとロンソンがレコーディングしている場面もある。さらに、ケンと宿敵のケン2(シム・リウ)のビーチでの大ダンス・バトルのリハーサルの様子も独占公開されている。

ゴズリングは2週間前に「I’m Just Ken」で米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で自身初となるチャート入りを果たした(初登場87位)。この映画は現在までに全米で5億6,700万ドル(約827億円)以上、全世界で12億ドル(約1,752億円)以上の興行収入を上げている。

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