「リーダーが務まる人物ではない」新主将ブルーノ・フェルナンデスに疑問の声

[写真:Getty Images]

元イングランド代表FWのクリス・サットン氏は、マンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスがキャプテン失格だと断じた。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。

これまではイングランド代表DFハリー・マグワイアがキャプテンを務めてきたユナイテッド。しかし、マグワイアは昨シーズンから就任したエリク・テン・ハグ監督の下で序列を落としたこともあり、今シーズンからブルーノ・フェルナンデスにキャプテンが変更となっていた。

新たにチームを牽引していくことが期待されるブルーノ・フェルナンデスだが、先週末のプレミアリーグ第2節トッテナム戦後の発言が議論の的に。0-2で敗れたこの試合、チームはハンドによるPKが貰えなかったとして、審判団に謝罪を要求していた。

こうした発言に、サットン氏は不快感を覚えているようだ。同氏はポッドキャスト『It's All Kicking Off』にて、ブルーノ・フェルナンデスのリーダーシップそのものにも疑問を抱いており、他にキャプテンとすべき選手はいたと主張している。

「審判に責任はなく、謝罪の必要性はまったくない。ブルーノ・フェルナンデスは、審判とその判定について考える前に、何よりもまず自分自身とチームの状況を整理する必要があるだろう」

「私としては、ブルーノ・フェルナンデスはマンチェスター・ユナイテッドのキャプテンになるべきではなかったと思っている。それは間違いだ。彼はリーダーが務まる人物ではない」

「彼はキャプテンとして責任を取る必要がある。マンチェスター・ユナイテッドの開幕2試合のパフォーマンスは、まるでまだプレシーズン中のチームのようだった。つまり、彼は何かを審判のせいにするのではなく、もっと良いリーダーシップを発揮する必要がある」

「マンチェスター・ユナイテッドのチームを見てみたとき、実際に何人のリーダーがいるのかという議論がある。チームには、ラファエル・ヴァラン、ルーク・ショー、カゼミロと、より優れたリーダーシップを備えた選手がいるのだ。そんな中で、誰だってブルーノ・フェルナンデスと一緒に塹壕には入りたくないだろう」

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