競技中にラリーカーが燃えた想定の訓練 水を使わずに消火できる“耐熱シート” 11月の世界選手権に向け全国の自治体で初めて愛知・豊田市で導入

11月に開催される世界ラリー選手権「ラリージャパン」。事故が起きた際の消火訓練が行われました。

この訓練は、11月に愛知県と岐阜県で行われるFIA世界ラリー選手権「フォーラムエイト・ラリージャパン2023」に向けて、豊田市消防本部が実施しました。訓練は、消防署員約20人が参加して競技中にラリーカーが事故を起こし火が出た想定で始まりました。

消火には、空気を遮断して消火する「耐熱シート」が使われドライバーを救助した後、車にシートを被せました。

このシートは、全国の自治体で初めて豊田市がラリー選手権用に導入。1500度の温度まで耐えるもので、水を使わずに消火できることから大型の消防車が近づけない時などにも役立つということです。

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