バイエルンはグラフェンベルフ移籍を容認? プレミア2クラブが関心か

[写真:Getty Images]

バイエルンのオランダ代表MFライアン・グラフェンベルフ(21)に、プレミアリーグの2クラブが関心を示しているようだ。

昨夏アヤックスから完全移籍したものの、ブンデスリーガでわずか3試合の先発にとどまるなど、不本意な結果に終わったグラフェンベルフ。選手本人もこの扱いには不満を示しており、今夏の移籍も噂されていた。

一方で、バイエルンは一貫して売却を望まない姿勢を示してきたが、ドイツ『スカイ・スポーツ』によると方針を変える可能性がある模様。トーマス・トゥヘル監督から信頼を得られず序列の低いグラフェンベルフを、クラブはデッドライン・デーまでに売却する選択肢を検討しているとのことだ。

グラフェンベルフに関心を示しているのは、マンチェスター・ユナイテッドとリバプールの2クラブ。ブラジル代表MFフレッジをフェネルバフチェに売却したユナイテッドと、イングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソン、ブラジル代表MFファビーニョがサウジアラビアに去ったリバプールは、それぞれ今夏の移籍市場で中盤の強化を目指している。

現在のところ、バイエルンに対して正式オファーはなし。クラブは2027年夏まで契約を残すグラフェンベルフを安売りするつもりはなく、移籍市場終盤にかけて動きがあるかが注目されている。

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