アメリカで開催された、なわとびの世界選手権で優勝した、富士市の中学生が静岡県庁を訪れ、大会での活躍を報告しました。
21日、県庁を訪れたのは、富士市を中心になわとびの活動を広めている「E‐JumpFuji」に所属する、中学生3年生の佐藤歩選手と中学生2年生の西沢咲奏選手です。
2人は7月、アメリカで開催された、なわとびの世界選手権のジュニア部門に出場し、佐藤選手は30秒間で跳んだ回数を競う「スピードスプリント」で105.5回を記録し、2位の選手とわずか0.5回差で優勝を飾りました。
一方、西沢選手は演技の出来栄えを競う「ペアフリースタイル」と「チームフリースタイル」で、仲間と息の合った圧巻の演技を披露し、団体戦2種目で優勝しました。
(西沢咲奏 選手)
「今までやってきたことを出し切れた、メンバーみんなで協力できたので良かった」
(佐藤歩 選手)
「本番はとても緊張したが、ノーミスで跳べてうれしかった、初めて国旗を背負い、国際大会でメダルを下げられてとても重みを感じる」
2人の選手らは川勝知事に世界大会での活躍を報告したあと、その場で、世界一に輝いた技を披露すると、知事からは「驚異的だ。素晴らしい」と、2人の快挙を称えました。