8月19日、静岡・三島市と清水町の「名水を巡るガイドツアー」に高校生が参加し、ボランティアガイドによる観光案内の手法や、おもてなしについて学びました。
国内旅行やインバウンド観光に復活の兆しが見え始めていますが、県立沼津商業高校では、2023年、観光コミュニケーションコースを新設、観光資源の活用法などについて学習しています。その学習の一貫として、2年生6人が、19日に三島市と清水町の「名水を巡るガイドツアー」に参加しました。
三島市の楽寿園にある「小浜池」や、市街地を流れる清流「源兵衛川」、富士山の伏流水が豊かに湧き出す「柿田川湧水群」などをボランティアガイドとともに巡り、ガイドがどのような解説をして、観光客を案内しているのかを学びました。
(高校生)
「観光案内をする上で大事なことってなんですか」
(ボランティアガイド)
「おもてなし。知識よりも、いかに来る人に快く案内できるか、それが大事です」
「お客さまが楽しく散策できるように」
沼津商業高校では清水町と連携し、現在、学生観光ボランティアの育成に取り組んでいます。
(「観光案内」について学んだ生徒)
「11月に実際にボランティアガイドとして働くことがあるので、今回いろいろなガイドの説明ですとか応答を見て、実際に自分たちがやるときに生かしたい」
また、2023年11月、清水町にカナダの姉妹都市から市長や議員が訪れる際にも、沼津商業高校の生徒たちが、英語で柿田川の観光案内を行う予定だということです。