ハンドドリップの本格コーヒー 小学生がカフェでお仕事体験 広島

残り少なくなってきましたが夏休みは何かに挑戦してみたいですよね。小学生に職業体験をしてほしいと広島市内でカフェが開かれました。

「アイスコーヒーいかがですか~!」

子どもたちが体験したのはカフェのお仕事。コーヒー豆をミルでひき、ハンドドリップで抽出するというプロの作り方と全く同じ工程でコーヒーをいれ接客・販売まで行います。

子ども「初めてだからかたくて手が痛くなる」

コーヒーをいれる手順を覚えるといよいよ販売開始。最初は接客に戸惑っていた子どもたちも、お客さんを呼び込もうと自らお店の外に出て声をかけはじめます。

「アイスコーヒーとカフェオレがあります!」

呼び込みの効果で注文が殺到!カウンターは一気に慌ただしい雰囲気に。商品を早く届けるためミルを全力で回したり、それぞれが自分の工程を先回りして準備するなど、力を合わせて作っていく姿が見られました。

客「とてもまろやかなやさしいコーヒー。子どもたちが気持ちを込めて入れてくれているのが伝わってくる」

今回のイベントは子どもも飲みやすいカフェインレスコーヒーを手掛ける石原さんらが企画。コロナ禍で減ってしまった子どもの職業体験を復活させたいと初めて実施しました。

コーヒーインストラクター 石原正義さん「一つのものができるのにも難しいところがたくさんあると知ってもらうことで、仕事の難しさ楽しさと発見と考えていく力が少しでも身につき生活の中でも役立てもらいたい」

「アイスコーヒーできました~」およそ2時間の職業体験。小学生にとって夏休みの貴重な経験となったようです。

子ども「思ったより仕事が難しくてみんな頑張っているんだなと思った。手作業が多くて疲れるし技術がいる」「大勢の人が来て慌てるところもあったが周りのみんなが助けてくれてうれしかった」「わらび餅屋さんになりたいので接客を頑張ろうと思った」

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