「モンドセレクション金賞」の水使った炭酸水発売 宇都宮市がLRTラベルで限定販売

数量限定で販売するLRT開業記念ラベルの強炭酸水「スパークリング泉水」

 【宇都宮】次世代型路面電車(LRT)の開業を機に市水道水への関心を高めてもらおうと、市は新たに、水道水を使った強炭酸水「スパークリング泉水(せんすい)」を製造した。LRTの車両をデザインした記念ラベルで、330ミリリットルの瓶詰。開業日の26日から、6千本を限定販売する。

 市が販売する市水道水のペットボトル飲料水「おいしい水うつのみや 泉水」は、4月に国際的な品質評価コンテスト「モンドセレクション」の金賞を受賞。LRT開業と合わせ、金賞に輝いた市の水道水のおいしさを広くPRしようと、新たに炭酸水を商品化した。

 泉水と同じ白沢浄水場で採水した水道水を、北海道の業者に輸送して製造。価格は店舗により異なるが、市役所職員生協は1本230円、26日のLRT開業記念イベントに出展する市上下水道局のブースでは200円で販売する。そのほか、道の駅うつのみやろまんちっく村や宇都宮動物園などでも取り扱う。

 同局経営企画課の担当者は「すっきりとした味は猛暑にぴったり。お酒と割ったり、子ども向けにシロップを入れてサイダーにしたりしてもおいしいです」とアピールしている。

LRT開業記念ラベルの強炭酸水「スパークリング泉水」(右)と、炭酸なしの飲料水「泉水」(左)

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